高校につながった子どもたちの声

卒業した生徒たちの作文をいくつかご紹介します。 以下の内容は多文化ニュースレター「みんぐる」にも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
くわしくはこちら:ニュースレター(みんぐる)

たぶんかフリースクールの思い出  コメント1「最初、私は何もわからなかったので、とてもシャイで、緊張していまし た。わたしはみんなと話したかったですが、なんと言ったらいいかわからなかったです。それがわかったとき、私は黙ったままですが、笑うことができました。先生たちはわたしの日本語が上手になるようにサポートしてくれました。私は少しずつ勉強して、日本語がわかるようになりました。今、わたしはクラスメートと話すことも一緒に笑うこともできます。」コメント2「多文化へ来る前、私は日本語学校で勉強していました。みん なは全部留学生です。私だけが高校に入りたかったです。しかし、多文化へ来たとき、みんなは全部同じです。みんな高校に入りたい、年齢も同じ、話題がありました。授業のとき、みんなと先生と一緒に冗談をいって、とても面白かったです。」 コメント3「9月23日コースフェスタがありました。私はパキスタンの洋服を着ていた。みんながすてきと言いました。多文化をさよならしたくないですけど、生活は続いていきます からしょうがないです。私は多文化とここの先生を本当に心から愛しています。」 コメント4「多文化ではいろいろな学校行事に参加して、 日本でも生活がもっと面白くなり、多くの友だちもできました。親友と呼べる友だちもいました。「多文化の一年間が早いな」と思って、時間が遅くなれ、またみんなと勉強したいです。」 コメント5「たぶんかフリースクールにはいろいろな国の人 がいます。言葉も習慣も違います。でも、すぐに仲良くなりました。私は大切な友達を二人つくりました。二人は私の「宝」です。これから通う高校は違っても、ときどき会おうねと約束しました」 コメント6「10月は鉄倉に遠足に行った。私の故郷ネパールには海がない。遠足で私の人生で初めて海を見た。海は広くてとてもきれいなのですっと見たかった。遠足はグループで行動したのでみんなのことが良くわかった。もっと仲良くなった。」コメント7「私は多文化フリースクールで「言葉」をもらっただけでなく、夢を持つことも習った。私は将来社会に貢献したい。 この世界で驚しい生活をしている人々のために役に立ちたい。先生の話で影響を受け、目標を持つようになった。多文化で過ごした一年は私にとってとても大事な経験だ。」 コメント8「多文化で経験したことは忘れられません。多文化を見つけられなかったら、私は日本語ができなくて、高校に入ることができなかった。本当にありがとうございます。」コメント9「ぜったいに受かるために毎日言葉を記して、僕は少しずつ作文がかけるようになった。この過程はとてもつらかったけど、自分の夢をかなえるのが近い感じがした。受験が終わった時、心が塞ぐ感じがなくなった。僕は受かった。とても感動した。家に帰って山のように書いた作文用紙を全部捨てた。高校は私の夢を叶えるための第一歩だ。僕は夢を実現するまでは頑張るつもりだ。」コメント10「多文化の勉強の日は本当にうれしいです。一緒に食達足へ行 きました。一緒に GAP へ行きました。一緒にクリスマス会へ行きました。一緒にたぶんかユースフェスタに行きました。これらの思い出はとても大切です。」
コンゴ出身 Sくんの感想 私は2012年の8月にアフリカのコンゴから日本に来ました。その時、日本語で「こんにちは」しか話せませんでした。それで、日本で生活が大変でした。初めて日本語を勉強するのが、くもんでひらがなを習いました。 そして、2013年5月から「たぶんかフリースクール」で勉強しました。多文化に来た時、3人で日本語3クラスで勉強を始めました。その時、休憩や昼ごはんの時間に英語と日本語のミックスで友だちと話していました。私は仏語ができるので先生がよく通訳をしてくれました。それから 9月に日本語2クラスに移りました。その時、私がとても静かだったので、他のクラスメートが話しかけてくれてどんどん人と話すようになりました。良く助けてくれました。クラスメートと先生方が親切でした。2クラスは時々うるさかったけど本当に楽しかったです。難しくて大変なこともありました。2クラスに入った時、私の日本語のレベルが他の生徒に比べて低くて、教科書の内容に漢字がいっぱい入っていたので大変でした。その時、担任の先生や他の先生方は、私に助言したり、困った時に助けたり、授業中に話す時や集中できない時も叱ったりしていました。私は一生懸命勉強して、分かるようになりました。 それから受験の季節がやってきました。私は、生まれた時からそんなに作文を書いたことがありませんでした。先生たちや友だちの助けをもらって高校に合格できました。 多文化フリースクールは、勉強だけではなくイベントもありました。2つが印象に残っています。 まず、鎌倉と江の島の遠足です。一番おもしろいと思ったのが仏陀の大仏と洞産です。3クラスのみなさんがいいビデオの賞をもらいました。そして、もう一つはバーベキューです。友だちと一緒に料理を食べたり、サッカーをしたりしました。とても楽しい日でした。 私は静かで穏やかな性格です。その態度のせいでいろいろな問題を避けることができたが、友だちを作れませんでした。多文化の生徒のみなさんのように昼休みに一緒に食べたり、人生についてのことを話したり、悪口も互いに教えたりして仲よくなって友だちになりました。 12月から父がコンゴに帰っていたので、私は2人の弟と父の代わりをしながら高校の受験の準備をしていました。疲れていましたが、学校はやめませんでした。 私とよく話した生徒もあまり話さなかった生徒もいたけど、皆が好きで、これから会わなくなるので本当に寂しいです。 雪の日マックで一緒に勉強したボランティアの方、多文化の先生方やボランティアの先生たち、ありがとうございました。 今日は別れの日になってしまいました。みなさんは、勉強するのに良い環境を作ってくれてありがとうございました。
ネパール出身 Lさんの感想 手書きのコメント 私は去年の5月に日本に来ました。そしてすぐにたぶんかフリースクールに入りました。最初は日本語が全くわかりませんでしたのでとても大変でした。自分で言いたいことが言えずにこまりました。でもいっしょうけんめいに勉強したので話せるようになりました。多文化フリースクールでの一番楽しかった思い出は7月のかまくら遠足です。みんなでえのしまへ行って、生まれてはじめてやきそばを食べました。とてもおいしかったです。でも名前が分からずにブラウンスパゲッティーと言って、わらわれました。しかし一どネパールへ帰りました。とてもつらかったです。また秋に日本へ来たときはうれしかったです。そしてたぶんかフリースクールで勉強して高校に合格しました。やった!!
ミャンマー出身 Aくんの感想 【ミャンマー語で話す相手がいないため日本語の会話力がどんどんのびたAくん。来日1年未満で日本語での600 字の作文と面接で在京外国人枠入試に合格しました】
中国出身 Mくんの感想 【フリースクールと夜間中学の両方で勉強していたMくんは、 外国人枠ではない一般枠で英語の特別推薦校を受検し、わずか7名の合格者のうちのひとりに選ばれました】
リトアニア出身 Kさんの感想 【エッセイは得意の英語でしたが、 面接は日本語で挑戦し、 在京外国人枠で合格しました】
中国出身 Wさんの感想 【エッセイ 面接ともに母語ではない英語で挑戦し、 3倍近いの倍率を潜り抜け、 在京外国人枠で合格しました。】

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