多文化共生センター東京からのお知らせ

代表理事交代のご挨拶

特定非営利活動法人多文化共生センター東京は、2015年3月31日付にて代表理事王慧槿が退任し、専務理事である枦木典子が代表理事に就任いたしましたのでご挨拶申し上げます。今後は新代表理事枦木典子のもと、外国にルーツを持つ子どもたちの教育支援に尽力してまいります。引き続きご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

退任のご挨拶

このたび、代表理事を退任しました。多文化共生センター東京においては創設以来一五年の長きにわたり努めてまいりました。その間たくさんの方々から子どもたちに対する篤い思いと、物心ともどもありとあらゆる方面で支えて頂きました。本当にありがとうございました。どの社会でも、どの時代でも社会の矛盾や行政が追い付けずに置いてきぼりにされる人間がいるなかで、声を上げ続ける人がおり、それに応える人がいるという確信を持つことができ、たくさんの場をいただき「学校に行きたいのに、受け入れてくれる学校がない」子どもがいることを訴えさせていただきました。

残念ながら、外国にルーツを持つ子どもたち、特に「たぶんかフリースクール」に通う学齢超過という状況に置かれた子どもたちの学習環境は教育行政から再び見放された状況に置かれました。多文化共生センター東京は、代表理事に新しく就任します枦木典子を中心にこれまでと変わらず、多文化共生の理念を実現するための事業を展開します。今後ともよろしくお願いいたします。私自身は今後も顧問という形で微力ながら協力をしていく所存です。

平成二十七年 四月十八日
特定非営利活動法人多文化共生センター東京   王 慧槿

就任のご挨拶

このたび、王 慧槿の後任として代表理事に就任いたしました。
多文化共生センター東京は、創設以来、王 慧槿を中心に外国にルーツを持つ子どもたちの学びへの強い思いを受けとめ、寄り添ってまいりました。「たぶんかフリースクール」の卒業生は、十年間で約四百名に上ります。また、土曜日のボランティアの皆さまによる活動に参加した子どもたちの中には、社会人となり、支援者として力強く活動を担っているものもいます。一つの思いが、さまざまな形で拡がり、拓かれてきたと思います。
 子どもたちを取り巻く状況は、未だ非常に厳しいですが、巣立っていった子どもたちの姿に確信を持ちつつ、微力ながらご支援いただいている皆さまと共に進んで参りたいと思っております。 今後も引き続きまして、ご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成二十七年 四月十八日
特定非営利活動法人多文化共生センター東京   枦木 典子
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