多文化共生センター東京からのお知らせ

外国につながる子どもたちの「教育を受ける権利」を考えるフォーラムを開催しました

外国につながる子どもたちの「教育を受ける権利」を考えるフォーラム
       ~「学齢超過」の子どもたちの現状と取り組み~

共催:  NPO法人 ABCジャパン
NPO法人 多文化共生教育ネットワークかながわ
社会福祉法人 青丘社
認定NPO法人 多文化共生センター東京



4月29日フォーラム「学齢超過の子どもたちの現状と取り組み」では、初めて
学齢超過の子どもたちの現状について考える場を持つことができました。

みなさまのご協力があって、たくさんの方に関心をお寄せいただき、
会場にはスタッフ関係者を除いて約140名の方が足を運んでくださり、
熱心に聞いてくださいました。卒業生の保護者も、みなさんの前で、
ずっと言いたかったことを聞いていただけて良かったと言ってくれました。

学校教育の狭間に置かれている子どもたちの学びを保障するためのスタート
であると思います。お忙しい中、さまざまなかたちでフォーラム開催にお力添えいただきました
皆さまたいへんありがとうございました。

フォーラムの目的であった学齢超過の子どもたちの厳しい状況を多くの方に知っていただき、
「子どもたちの教育を受ける権利」である学習が今後も継続できるよう引き続き努力をして
いこうと思います。今後とも宜しくお願い致します。

<参加された方からいただいたアンケートより>
◇ とても内容の濃い集会でした。各地で頑張っている方がおられること、
心強く思いました。 県央の高校に長く働いており、外国人生徒の保護者の方たちが、
日本で不安に暮らしていること、親子の意志疎通が難しい状況などをずっと見てきました。
  最後の会場から発表した青年の発言、心に残りました。

◇ ぜひ「虹の架け橋教室」などの公的支援を継続、拡大、充実していってほしい。
塩原先生のお話しはこれからの活動の基になる(精神的な支え)と思った。
             
◇ 4団体合同で、首都圏での実態を報告していただけたのは、概要をつかむのに
役立ちました。まとまった資料もありがたかったです。生の声を多様に聞けたのも
大変よかったです。長時間立ったままで傾聴していた方々に、申し訳なかったです。
              
◇ 学齢超過の子どもに対する教育の現状を知ることができ、とても有意義でした。
理論的なものと現場にいる人々の話、さらに子どもたちからの話もあり、理解が深まった。
         
◇ 学齢超過で働く必要のある子どもで、架け橋の学費だって払えない子どものことを
思いだしました。あらためて支援を受けられないことで、マイノリティの中の排除があることを
感じました。
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